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葉桜の季節に君を想うということ

  •   23, 2016 08:02
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(・ω・)ノあ、ども。さとやんです。

あっしは叙述トリック物の小説が好きだ。
あの、物語終盤でのガツンとくる衝撃、やられた感がクセになるのです。

「あ、そうきたかー。あの中盤での一行はやっぱり伏線だったのね。こりゃ、おじさん一本とられましたわ。へへ。」
とニヤニヤするのがたまりません。

さて、叙述トリックとはなんぞ?という方に簡単に説明をば。

ミステリー小説ででてくるトリックといえば・・・
定番なのが密室トリック。

「へへへ、刑事さん。現場は中から鍵がかかっててたんでしょ?じゃあボクにはあの人は殺せないじゃないですか。」

とか・・・

時刻表トリック。

「ねえ探偵さん。あの人が殺されたのは20日の夜でしょ?でも私はその時大阪の料亭で接待中だったの。だから私に殺人は不可能よ?」

みたいに犯人が警察や探偵役から罪を逃れるために仕掛けるもの。
では、叙述トリックとは?

作者が読者を騙すトリック。

よくある手法として

登場人物の性別、年齢、人種をぼかすパターン。

読者が男性と思っていた登場人物が実は女性だった。
読者が若者と思っていた登場人物が実は老人だった。
読者が日本人だと思っていた登場人物が実は外人だった。

章ごとに時系列が違うパターン。

一人称視点で語られてる物語でその語り手自身が実は犯人だったパターン。

作中作が取り入れられてるパターン。

物語中盤から終盤にかけて「あれ?」と違和感を覚え・・・

ラストのオチでガツンとくる衝撃。
そのやられた感こそが叙述トリック物の醍醐味。
ネットなんかで叙述トリック物のオススメを探すと出てくる定番作品として
折原一さんの『倒錯のロンド』『異人たちの館』、貫井徳郎さんの『慟哭』などが。
どれもオススメなので機会があればぜひ読んでみてくだされ。

そして今回読んだのが・・・

歌野晶午さんの『葉桜の咲く季節に君を想うということ』

DSC_0498ブログ用
これも叙述トリック物の定番作品としてよく出てくる作品ですね。
随分長い間本棚で積読状態だったのですがようやく手をつけました。
今月2冊目、今年61冊目の作品。

何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。 (「BOOK」データベースより)

詳しい内容、感想はネタバレになるので書きませんが、やはり終盤のオチはたまりません。
やっぱり叙述トリック物って深く考えずに読んでガツンとやられるのが楽しい。
そして再読する際に作中にちりばめられた伏線に気づいてニヤリとする・・・

ってのが正しい楽しみかただとボクは思っております。
はぁ、次は『慟哭』の再読でもするべか


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