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奥田英朗祭り

  •   18, 2017 19:00
  •  2
(・ω・)ノあ、ども。

mixiやってた頃からの読書友達の書評見てたら奥田英朗さん『沈黙の町で』を紹介されてて興味を持った。
昔、「イン・ザ・プール」を途中まで読んだ以来の奥田作品に久しぶりに手を出してみよう。

せっかくなのでもう1冊くらいチョイスするべと評判いい作品をチェックして図書館へ。

((((((((⊂( ・ω・)⊃ブーン

IMG_20170314_172354_207.jpg
最悪。

今年30冊目になります。

不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。比類なき犯罪小説、待望の文庫化。 (「BOOK」データベースより)

うーむ。最悪なお話でした。
あ、つまらないとか面白くないとかじゃなくて夢中になって読めるんだけど最悪。

3人の主人公のとる選択が尽く最悪の方向へ。

チンピラ君は自業自得の部分もあるから感情移入も同情もできないけど町工場の社長が悲惨すぎて悲惨すぎて・・・
リアルでもありうる些細なことからの転落なので最悪な読み心地なのにページが止まらない。
ラストは想像してたよりは最悪展開ではなかったのが良かった。

読み心地は決してよくないので 万人受けする作品ではないだろうけど名作。

DSC_0062.jpg
31冊目は『沈黙の町で』

中学二年生の名倉祐一が部室の屋上から転落し、死亡した。屋上には五人の足跡が残されていた。事故か?自殺か?それとも…。やがて祐一がいじめを受けていたことが明らかになり、同級生二人が逮捕、二人が補導される。閑静な地方都市で起きた一人の中学生の死をめぐり、静かな波紋がひろがっていく。被害者家族や加害者とされる少年とその親、学校、警察などさまざまな視点から描き出される傑作長篇サスペンス。 (「BOOK」データベースより)

いじめ問題がテーマ。
いじめというナイーブなテーマがいろんな目線から描かれてます。

よくある、A君はいじめにあっていました。B君を中心としたグループがいじめを率先してました。A君は自ら死を選びました。
いじめダメ!絶対!という単純な話ではなく・・・

裕一の死後と死ぬ前の時系列で話は進みます。
ネタバレを避けたいので詳しくは書けませんが・・・

いじめを受けてた裕一は実は女の子や下級生には横暴。つるんでた仲間が庇ってくれてるのに先生にチクったり。
とまあ一見「なんやねん。自業自得やんけ、同情の余地なし!」なんだけどそんな単純な話でもなく・・・

中学生時代って多感で、残酷な時期で・・・
ちょっとしたことから自分が被害者にも加害者にもなってしまう時期で・・・
13歳は罪にならず14歳は罪に・・・
いじめをしてたと思われる加害者側の親視点、被害者の親視点、学校側視点、警察視点で話が進みますが親、特に加害者側の親視点がリアルでリアルで・・・

これはオススメです。
是非皆さんにも読んで欲しい。

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- 2 Comment

ライオンまる  

奥田英朗はシリアス・コミカル両方書けるすごい作家さんだと思います。
「沈黙の町で」は私もイチオシ作品ですね。
ティーンエイジャーのいじめをテーマにした小説となると、宮部みゆき「ソロモンの偽証」も有名ですが、私は「沈黙の町で」の方に臨場感を感じます。

2017/03/20 (Mon) 00:01 | EDIT | REPLY |   

さとやん  

Re: タイトルなし

> ライオンまるさん

ライオンまるさんの紹介で興味を持って借りてきました『沈黙の町で』。

ソロモンのほうは裁判ごっこがいまいちリアリティーを感じず、相変わらずの宮部さんらしく長編すぎてしんどかった思い出が。
ボクも『沈黙』派です。

2017/03/20 (Mon) 16:55 | EDIT | REPLY |   

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