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今年28冊目、29冊目

  •   15, 2017 05:00
  •  2
(・ω・)ノあ、ども。
まだまだ植物ネタはお休みなのです。

今日は読書ネタ。
今年28冊目と29冊目報告デス。

DSC_0043.jpg
山田宗樹さんの『代体』

科学が倫理を凌駕する――「百年法」を超える近未来エンタテインメント!

人間の意識を移転させる技術がビジネスとなった世界。意識を容れることができる身体形の器「代体」の大手メーカー営業マンの八田は、
代体に絡む利権や悪意、壮大な陰謀に次第に巻き込まれてゆく――。

山田宗樹さんの作品は以前、SNSの読書友達からオススメされた『百年法』が最高に面白かったのでそれ以降ちょくちょく読んでます。
ところで代体とは?

大怪我などで入院を余儀なくされた人などが入院中でも普段通りの生活を送れるよう、意識を取りだし移す『器』。
車の車検時の代車や電話が故障した時の代替機みたいなもの。
そういった医療ビジネスを題材にした近未来SFミステリーなのですが・・・

正直少し期待外れだったかな。
近未来SFだと馴染みのない用語連発と世界観なのでイメージするのが難しい。
それでも内容は面白いので前半はなんとか食らいついていけたけど後半話のスケールがでかくなりすぎて少し辛かったのです。

『百年法』が面白すぎてその後の近未来物、『ギフテッド』と今作には物足りなさを感じた。

せっかくなのでついでに『百年法』も紹介しとこ。

DSC_0047.jpg
単行本上下巻の大作。

原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。すがりつくように“永遠の若さ”を得た日本国民。しかし、世代交代を促すため、不老処置を受けた者は100年後に死ななければならないという法律“生存制限法”も併せて成立していた。そして、西暦2048年。実際には訪れることはないと思っていた100年目の“死の強制”が、いよいよ間近に迫っていた。経済衰退、少子高齢化、格差社会…国難を迎えるこの国に捧げる、衝撃の問題作。 (「BOOK」データベースより)

こちらも近未来のSF物。

不老の技術を手に入れ、永遠の若さを手に入れた日本国民。
だが不老処置を受けた者は法律『生存制限法』により処置100年後に死ななければならない・・・

生にしがみつき法から逃げようとする者、はなから処置を受けずに寿命を受け入れる者、素直に100年後に安楽死処分を受ける者。
様々な人間の死に向き合う姿勢、終わりがあるからこそ輝ける人生・・・
考えさせられることの多い名作です。
これはオススメですヨ。

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で、39冊目は乃南アサさんの『いつか陽のあたる場所で』

小森谷芭子29歳、江口綾香41歳。ふたりにはそれぞれ暗い過去があった。絶対に人に知られてはならない過去。ふたりは下町の谷中で新しい人生を歩み始めた。息詰まる緊張の日々の中、仕事を覚え、人情に触れ、少しずつ喜びや笑いが出はじめた頃―。綾香が魚屋さんに恋してしまった!心理描写・人物造形の達人が女の友情に斬り込んだ大注目の新シリーズ。ズッコケ新米巡査のアイツも登場。 (「BOOK」データベースより)

芭子&綾香シリーズの1作目。

前科持ちの芭子と綾香の二人が下町で過去に悩みながら生きていくお話。
決して贖罪などの重いテーマではなく二人の日常を描いたストーリー。

女性作家が書く女性像と男性作家が書く女性像、読み手が女性なのか男性なのかで感じ方や感情移入できるかって違ってくると
思うんだけど乃南さんは人物造形や心理描写が上手いので男のボクが読んでも感情移入できちゃう不思議。

暗い過去を持った二人が重い過去を背負いながらも痛みを分け合い寄り添いながら生きてく希望あるストーリー、素敵ですやん。

シリーズ残り2作も追いかけよう。
実は既に次作は借りてきてあったり。

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- 2 Comment

ライオンまる  

乃南アサさんは性別問わず共感できる作家さんだと思います。
「いつか~」シリーズはてっきり更生をテーマにした重めの作品だと思っていましたが、予想以上の爽やかさに驚いた記憶があります。
聖大君が登場する点も、乃南ファンとしては嬉しいですね(^^)v

2017/03/15 (Wed) 00:27 | EDIT | REPLY |   

さとやん  

Re: タイトルなし

> ライオンまるさん
前科持ち2人がひっそりと生きるということで、重い感じと思ってたら全然そんなことなかったですね。
凄く好きな作品です。

2017/03/15 (Wed) 05:31 | EDIT | REPLY |   

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