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薬丸岳さん

  •   04, 2017 06:55
  •  2
好きなテレビドラマはスクールウォーズ。
何度見ても泣けるのだ。
イソップー!!(´;ω;`)ブワッ

(・ω・)ノあ、ども。

このブログでも何度か書いてるけどボクは薬丸岳さんの作品が大好き。

少年犯罪絡みなどのデリケートでくっそ重いテーマながらサラリと読ませる実力。
被害者家族のやり場のない怒り、犯人の贖罪、犯人の家族、友人、恋人の苦しみ・・・
ページをめくるのも苦しくて辛くなるような内容なのになぜかページを捲る手が止まらない。
とにかく読後に考えさせられることも多い薬丸作品。

ぜひ皆さんにも読んでもらいたいのだ。
普段全く本を読まない人も!たまにのんびり読書する人も!読書はするけど薬丸作品は読んだことない人も!
これを機にぜひ手に取ってもらえるとファンのボクも嬉しいのです。

まずは今年25冊目。

DSC_0006.jpg
Aではない君と。

殺人者は極刑に処すべきだ。親は子の罪の責任を負うべきだ。周囲は変調に気づくべきだ。自分の子供が人を殺してしまってもそう言えるのだろうか。読み進めるのが怖い。だけど読まずにはいられない。この小説が現実になる前に読んでほしい。デビューから10年間、少年事件を描き続けてきた薬丸岳があなたの代わりに悩み、苦しみ、書いた。この小説が、答えだ。(「BOOK」データベースより)

薬丸さんの作家生活10年の集大成ともいえる作品。

もしあなたの子供がある日少年Aになってしまったらどうしますか?
子供が発するSOSのサインを見逃していたら?

「心と体、どっちを殺した方が悪いの?」 「動物を殺されるのは許されるのに、人を殺すのは許されるの?」
この問いにあなたはどう答えますか?

何故犯罪を犯したのか?なぜ何もしゃべらないのか?
現実と向き合っていかなくてはいけない親の苦悩。

色々考えさせられることの多い作品でした。
是非中高生の子供のいる親に読んでもらいたい作品。


ここからは今、自室本棚に並んでる薬丸作品から個人的にオススメしたい作品をいくつか。

DSC_0007.jpg
天使のナイフ。

まずはこれ。薬丸作品を語る上で絶対外せないであろう作品。
薬丸さんのデビュー作にて第51回江戸川乱歩賞受賞作。

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志は疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)

妻が3人の少年によって殺害されたが、少年法に守られた彼らは法によって裁かれることない。これでは被害者の親族は全く納得することができる訳がない。
そんな殺したいほど憎い相手が主人公の職場の近くで殺された。
主人公は殺人事件の容疑者になりつつも、かつての犯人である少年達があれからどのように過ごしていたのかを調べ始める。

少年犯罪という難しいテーマ、少年たちの更生、そして終盤の意外な展開。
乱歩賞満場一致での受賞も納得の名作。
薬丸作品を読むならまずこれから!
BOOKOFFの108円コーナーにも確実にあるので是非是非!!

DSC_0008.jpg
虚夢


愛娘を奪い去った通り魔事件の犯人は「心神喪失」で罪に問われなかった。運命を大きく狂わされた夫婦はついに離婚するが、事件から4年後、元妻が街で偶然すれ違ったのは、忘れもしない「あの男」だった。 (「BOOK」データベースより)

こちらは刑法三十九条をテーマにした作品。
刑法三十九条はあれです、心神喪失者は罪に問われないというあれです。
難しいテーマでもあり現実の犯罪でもよく問題になるあれ。

心神喪失者だろうがなんだろうが愛する家族を殺された家族はたまったものではないわけで・・・
犯人に復讐したい気持ちはどうしてもあるわけで・・・

そんな中、偶然街で犯人とすれ違ったら・・・?

刑法39条を改めて考えさせられる作品。
これまたオススメです。

DSC_0009.jpg
友罪

―過去に重大犯罪を犯した人間が、会社の同僚だとわかったら?― ミステリ界の若手旗手である薬丸岳が、児童連続殺傷事件に着想を得て、凶悪少年犯罪の「その後」を描いた傑作長編! ジャーナリストを志して夢破れ、製作所に住み込みで働くことになった益田純一。同僚の鈴木秀人は無口で陰気、どことなく影があって職場で好かれていない。しかし、益田は鈴木と同期入社のよしみもあって、少しずつ打ち解け合っていく。事務員の藤沢美代子は、職場で起きたある事件についてかばってもらったことをきっかけに、鈴木に好意を抱いている。益田はある日、元恋人のアナウンサー・清美から「13年前におきた黒蛇神事件について、話を聞かせてほしい」と連絡を受ける。13年前の残虐な少年犯罪について調べを進めるうち、その事件の犯人である「青柳」が、実は同僚の鈴木なのではないか?と疑念を抱きはじめる・・・・・・ (「BOOK」データベースより)

あなたの同僚、友人がかつて恐ろしい犯罪を犯した人間だっと知った時、あなたは今まで通り彼と接することができますか?

たぶんボクは無理です・・・
例えきちんと罪を償い、更生していたとしてもどうしても今まで通りの付き合いはできなくなると思う。

神戸のあの事件を意識してしまうこの作品も重くて辛いテーマながらも読み進める手が止まらず考えさせられてしまう名作。

今回はこの4作を紹介しましたが他の作品も素晴らしい作品ばかりです。
これをきっかけに薬丸さんの作品に興味を持ってくれる人がいたら嬉しいデス。

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- 2 Comment

ライオンまる  

「少年犯罪」「犯罪被害者・加害者の家族」というテーマを書かせたら、国内で薬丸さんの右に出る作家はそうそういないっと思います。
レビューにもある通り、これだけ重いテーマをテンポ良く読ませる筆力はさすがですよね。
紹介されている中だと、私のお気に入りは「友罪」。
自分ならどうするか、真剣に考えてしまいました。
私も今まで通りの付き合いは無理かもしれないけれど・・・

2017/03/05 (Sun) 23:37 | EDIT | REPLY |   

さとやん  

Re: タイトルなし

>ライオンまるさん

お、ライオンまるさんは「友罪」がお好きですか。
あれも難しいテーマを見事に書ききってますね。
やっぱり事実を知ってしまうと今まで通りの付き合いができないのが普通ですよね。
相手がどんなに罪を償ってて更生してて「俺は気にしない、今まで通り付き合っていこうぜ」と言えたとしてもよそよそしく一歩引いてしまうだろうなと。

薬丸さんもっと売れて大人気作家になってほしいけど作品のクオリティーが下がるのは嫌というジレンマ・・・
東野さんみたいに人気作家になって良くも悪くもそこそこ作品を大量生産する作家さんにはなって欲しくないし・・・

2017/03/06 (Mon) 05:41 | EDIT | REPLY |   

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